こんにちわ。ロシア語を独学で学んでいるみぃです。今日は、私が初めてロシア語を学び始めたときに、実際に使っていた参考書を紹介します。
入門者向けロシア語参考書
基礎からレッスン はじめてのロシア語
まずは1冊目。私が一番最初に購入した参考書です。キリル文字すら全く知らなかった頃に購入しました。
ロシア語アルファベット、挨拶や旅行で使える簡単な会話、ごくごく基本的な文法のみを収録しています。字が大きくて、イラストがふんだんに盛り込まれているのが特徴です。解説も非常に分かりやすいです。CDも付いています。
日本人にとって、文法体系が全く違うロシア語はとても難解で、学び始めてみたものの挫折してしまう人も多いというのが実情です。挫折を防止するためにも、一番最初の参考書はあまり難しくないものがよいと思います。そういった意味では、こちらの参考書はおすすめです。
これからはじめるロシア語入門
入門者向けなのですが、最初に紹介した一冊よりはレベルも高く、少し本格的な内容になっています。イラストはそれほど多くありません。練習問題がついているのが特徴です。ロシア語学習者が必ずつまずくのは格変化だと思いますが、この参考書の巻末に収録されている表には、何か月にも渡ってお世話になりました。(今は表を見なくても大丈夫になりました!)
それ以外に数詞や値段の表現、時間の表現なども収録されており、それらも非常に役に立ちました。NHK出版のサイトから音声データーをダウンロードして、発音の確認もできます。
初級ロシア語20課
最後に紹介するのは『初級ロシア語20課』です。これに関しては、そこまでおすすめというわけではないのですが、せっかくお金を払って買ったので、一応紹介しておきます。
この本をあまりおすすめしない理由は、以下の通りです。
- ページが少なくて、お得感を感じない。
- 解説があっさりしすぎている。
- カラーページがなく、見た目も単調。
ちょっとボロクソに言ってしまいましたが、もちろん良い点もあります。
- 本が軽いので、持ち運びの苦がない。
- 練習問題がついていて、問題を解きながら理解を深めることができる。
- 他の参考書には載っていない、新しい単語を覚えることができる。
- CDがついているので、発音の確認ができる。
結論としては、こちらの参考書はメインの参考書というよりは、補足的なサブ参考書として検討するとよいと思います。
私が購入した入門者向けのロシア語参考書3冊分の合計は6710円でした。英語だと無料の教材が充実していますが、ロシア語だとそうもいきませんね。今後安くて良い教材が増えることを願います。入門者だけど、最初から本格的な参考書で学びたいという方は、以下の記事も参考にしてみて下さい。
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